普及啓発事業

文化財等や先賢の事績等に関する資料の収集(皆様からの寄贈、寄託のほか購入等による。)、保存及び公開並びに講演会等の開催、その他郷土岡山に関するさまざまな知識の普及啓発に努めています。


広報誌「きび野」の発行

年4回発行
おかやまの人物、自然、文化財、時々の随想、地域の自慢など今や昔の岡山満載。


財団ニュース「お知らせ」の発行

各種行事の案内等を随時発行(会員向けに配布)


現地研修会の開催

自然や文化財を現地に訪ねて学習するとともに、優れた美術品の特別鑑賞会や博物館での特別解説会を開催しています。


おかやま文化フォーラム

文化は歴史の中で成り立っており、郷土の歴史を知ることは郷土の文化を理解する基盤づくりとなり、また郷土の歴史文化は郷土愛を育むとともに、岡山県人としての自意識や誇りを持つために非常に重要なファクターです。
おかやま文化フォーラムでは、古代から近世まで、最近の研究成果や方法を踏まえて見えてきた歴史の実像を広く紹介しました。(10回開催 2011年~2023年)
講演記録は「岡山の自然と文化」に収録されています。1冊700円で販売しています。

購入をご希望の場合はこちら

第1回「見えてきた古代吉備の実像」(備前)「岡山の自然と文化」31号
第2回「見えてきた古代吉備の実像」(備中)〃32号
第3回「見えてきた古代吉備の実像」(美作)〃33号
第4回「今、中世の実像を求めて」〃34号
第5回「今、中世の実像を求めて 信仰世界の「こころ」と「かたち」〃35号
第6回「今、中世の実像を求めて 時代の変革と地域」〃 36号
第7回「近世の実像を求めて 史料の語る近世岡山」〃37号
第8回「近世の実像を求めて 明治維新とは何であったか」〃 38号
第9回「近世の実像を求めて 世界の中の近世日本」〃39号
第10回「歴史の実像を求めて 地域と歴史資料」(完結編) 〃42号

講演の内容はこちら


郷土文化講座の開講

歴史をはじめ、自然や文化など幅広く郷土岡山にまつわる話題について学識経験豊かな方々から日頃の研究成果や経験に基づくお話しをしていただきます。
岡山県生涯学習大学の連携講座となっています。


「岡山の自然と文化」の発行 

岡山を物語る貴重な記録として郷土文化講座の内容を編集・発行しています。
A5版250~470ページ
最新号(2024.3.31発行)第43号


出版事業

実費販売を原則としています。お得な会員価格も設けています。

出版物一覧


難波文庫の閲覧

岡山における植物研究の第一人者であった、故難波早苗氏が収集された植物に関する文献12,360冊を同氏の生前に譲り受け、「難波文庫」として岡山県立図書館に寄託して閲覧に供しています。


難波植物標本

難波早苗氏が平成8年に文化財団に寄贈された、岡山県内の山野から採取された植物標本11,000点を、岡山県自然保護センターで分類整理し保存、公開しています。
自然保護センターの事務所で閲覧手続きをすれば無料で見られます。なお、標本の持ち出しは出来ません。


郷土資料の収集、整理・保存、公開

大災害、過疎・高齢化等だけでなく相続人、住民、地域社会の認識不足による歴史的な資(史)料の散逸は全国的に問題となっておりますが、指定文化財だけが歴史認識を支える遺産ではなく、過去の人びとの営為を復元できるものならば、すべて資(史)料(地域文化遺産)となり得ます。
文化財団では収集した資(史)料あるいは皆様から寄託または寄贈していただいた古くから家に伝わる貴重な文書類等の整理、保存を行い、後世に継承するとともに、郷土の歴史文化研究のために活用しています。
生田家文書、後楽園関係文書、犬養毅関係資料、岡崎嘉平太関係資料ほか古写真等郷土資料